秦野・伊勢原、そして丹沢の山々

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PENにPENのレンズをつけてみました

E-P5にPEN Dのレンズを付けてみました

E-P5 & PEN Dレンズ

 

フィルムカメラオリンパスPEN Dから取り外したレンズを改造して、PEN E-P5に付けてみました。改造と言っても、知識も技術も無い自分ですから、引き出しに転がっていたCレンズ・マウントアダプターにペタポンとボンドで貼り付けただけです。

まるで小学生の工作程度ですので、解像感や色味やコントラストや、とにかく、あれやこれやのレンズ性能などは、最初から考えていません。

なんか写ってればそれで良し、なのです。

 

E-P5 & PEN Dレンズ

 

そもそも、取り外したレンズ自体が見るも無残な状態です。行き当たりばったりに、カメラから引きちぎったようなもので、絞りも、ピントリングも接着してしまってます。

知識が無いから仕方がない、という自己都合を武器に、何でも有りの改造計画を、果敢に推し進めた無残な結果が、目の前に在るのです。

 

PEN Dレンズ

 

ピント調節もできない、完全無欠のマニュアル撮影

絞りが開放で固着していますので、いつもニコニコ開放撮影会となります。

さらに、元が単焦点レンズですから、ピント調整ができないということは、撮影できる距離は一点集中なのです。ちなみに、このレンズは約30センチの近接撮影専用レンズとなってしまいました。カメラを前後させて、被写体との距離を調整してピントを合わせるという、例のマクロ撮影必殺技を使わざるを得ません。

 

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フィルム機に付いていたレンズですから、撮れた絵は、どことなくフィルム調のように見えてしまいます。しまりのない低コントラストと控えめな色彩だからでしょうか。

でも、いいんです。くっきり、はっきり、の写真だったら、ちゃんとしたレンズを使えば良いのですから。

 

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「なんか写ってれば」、という当初の目標は無事に達成でき、私としては、あれだけ乱雑な工作で、これだけ写せたのだから上々ではないのか、などと、ひとり鼻息を荒くしてしまったりするわけなのです。

そして、このレンズで、遠くの空を撮ると、こういう絵になり、ぼんやり写真もたまには良いかもしれないなどと、変なことを考えてしまうのです。

 

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